2017/11/12

蜂須賀公之 Masayuki Hachisuka / INTO THE LIFE OF




「彼の料理の味は?」と問われたら
ぼくは戸惑いつつも、“清純”と答える。
野生とエレガントが見事に融け合った
言葉にしようと思えば、すぐさま逃げ去ってしまう風味。
風味? 風の味
彼の料理は清清しい、どこか懐かしい風を喚起させる。

(動画では伝えようがない)

彼が好んで扱う食材、ジビエとか野草とか、キノコ・・・。
彼の熊のような風貌からは想像できないだろう繊細で、透明感のある味覚が
ぼくの舌から意識の奥行き、そのベースへと広がる。

もし、チャンスあれば、ぜひ一度体験してほしい
難しいけれど、彼がそこに居れば、ね。

あまり見せてはくれない自然の本体と
人間の世界を繋ぐ男・・・。