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2010/02/02

雪化粧 / N-04A



2.2.2010

今日は雪が降り、現場は中止。
この写真は、早朝の裏高尾。
ちなみに我が家は炬燵派なんですが、ニューヨークで生活する以前、阿佐ヶ谷での暮らしの内に炬燵というものは存在しませんでした。
帰国し、やはり炬燵が一番かな、と。
最近、カミさんはパン作りに凝っていまして、この炬燵は、パンを発酵させるのにも使われております。

雪化粧、昔の日本人はほんとうに洒落たコトバを・・・。

2010/01/27

滲有無 / the Pit of the Soul


忙しい日々が続いている。
朝6時半起床。7時20~40分頃には家を出、その日の現場までの距離、町並みを、足早に撮影する(これは携帯電話で)。そして誘導棒をふり、案山子のように、成す術がないね、頭を下げ、人や車を招く。奪われてしまうのは個人名だが、慣れてしまえばこれはこれで清清しい時間。ある種の精神修養につながる。
そして、昼休み。毎日、カミさんが作るオニギリ2個、ポットに容れた温かいお茶とともに、これを15分ぐらいで済ませ、残りの45分間を撮影にあてる。
毎日、毎日、現場のロケーションが変わるから、この仕事に就いていなければまず足を運ばないような地区、町を散策することができる。ふと、視えて来れば、撮影、撮影…。
休憩を終え、またずっと立ちっぱなし。配置につき、人や車、工事車両を誘導する。辺りが真っ暗になる頃、午後5時~6時には開放となり、帰り道、美しい、艶やかな夕暮れの町を、オレンジ色に染まる空を、撮影しながら帰る。(これはキャノンのPowerShot G10で)。
家に着き、夜7時に夕食。30分程で済ませ、7時半頃には2階の仕事部屋に入る。PCに向かい、この2週間ほど、堀内幹の、high tail studioで録音したスタジオ音源のエンジニアリング、およびミックスダウン、サウンドスケープの作業。
前々回、このブログで紹介した堀内幹のアルバム『one』、彼の演奏はまったく問題ないが、僕にはまだ遣り残したことが。ちょっと納得がゆかず、ずっと懸かりっきり。
人のサウンドをいじるとはどういうことか?
人の歌声や演奏を、ただ録音するだけなら誰でもできる。ボタンひとつで、機械がしてくれる。僕はなにも関与する必要はない。いや、サウンドスケープ、ミックスダウン・・・これらの作業は、嫌がうえでもその演奏者の「存在」と相対することになる。その柔らかな秘密に触れることとなる。それが、時として苦しい。だが、うまくゆけば、歓びに繋がる。
「作品」を生むとは、ひとりではできない。寄り添うて、寄り添うて、和して同じない友愛の軌跡のうちに、たぶん育まれてゆくものなのだろう。
夜11時~12時までには就寝、明日の仕事(週休1日)に備える。

2009/12/28

破壊(創造)せよ、と彼女は言った。/ N-04A



たぶんぼくは、もう振り返ったりはしない、だろう

めくるめくヒカリの元で、撮影している瞬間(トキ)が 

消え入りそうな予感 と “無”へ うながす 

豊潤な風のオンガクに包み込まれ

滲みあうものたちの夢のない眠りのフィールドへ 


2009/10/28

身体の意味 / physical origin

 10.27.2009

「え、とりあえず・・・、身体はちゃんと着けておかなくっちゃ、ね。」


『N-04A (夢のない眠り)』より

 

 

2009/10/21

なんともはや / guardman's report-2


僕が生まれたのは昭和37年10月3日で、今月は47回目の誕生日月、なんともはや、一昨日、勤務中に車にはねられてしまいました。もちろんこれは初体験。が、命に別状ナシ。別状あれば、こんな風にブログは書けない。ちなみに僕が車にぶつけられる瞬間、その一部始終見ていた人々はなぜか多く、目撃した隊員(同僚のこと)や職人さん、現場監督さんらによると、まるでひょろ長い人形がガクッと倒されるかのようだった、と。
この仕事に就き、1ヶ月ぐらいして、僕は生まれてはじめて人身事故というものを目撃しましたが、まさかその数ヵ月後に自分が車に“轢かれる”のではなく“ハネラレル”とは、フツー想像しない。犬のユタは轢かれて死んだけど、僕ははねられた。なんか…辛いね。
10月19日月曜日の18時頃、あたりはもう真っ暗で、僕はいつものようにH氏と組んで片側交互通行、息のあった誘導ぶり、「あと15分ぐらいで開放だな」と、まあ、最後まで気を抜かないように誘導灯とジャケットを赤くピカピカ点滅させて、で、僕は身長が186ありますから、まあ、目立ちます。じゃあ、なんで車がどーんとぶつかって来るのよ…。しかし運が良かったのでしょう、救急車に連れ去られることも無く、なんだあーかんだあーと警視庁の交通捜査係のマニアックな現場検証に付き合わされ、約2時間ぐらいその場に佇んでいなければならず、ドライバーの方、お気の毒に、そして最後までお付き合いしていただいたウチの警備会社とはまったく関係のないクライアント、現場監督さん、ただただ申し訳なく…。でもね、一歩間違ったら、つまり打ち所や交わし方を間違えていれば、もし車が軽自動車ではなく四駆だったら、そしてもし、その車の速度が30キロではなく50キロ以上のスピードでぶつけられていたら、僕はこの世とおさらばしなければならなかった、いや、通院生活とリハビリとか、半身不随とか・・・、そう考えると「嗚呼・・・」、実に恐ろしくなります、だから考えない。
それで、現在、僕はぴんぴんしているんですが、昨日今日と現場に出れたし…。ただ、近づいて来るクルマに対してやたら身体が引く、皆さん、運転にはくれぐれも気をつけましょう!!
「ガードマンズ・レポート-2」でした。

p.s.それで家路に着きカミさんに事後報告した際のその一言がケッサク。「あんたねえ、いつも人とぶつかっているから、車にぶつけられるのよ」だってさ。

 

 

2009/09/27

N-04A (夢のない眠り) / Mobile for Pics-2


写真は、現在進行中の新しい写真シリーズ『N-04A -夢のない眠り-』からです。

以前、このブログでご紹介した写真シリーズ『ウジェーヌ・アジェへの手紙 / Lettre à Atget 』はすでに完了し、『雅楽山禮図』については、もうしばらく、あと1,2年はかかるかな・・・粘りたいと思います。
ところで『N-04A -夢のない眠り-』シリーズ、ちょっと若々しいしょう? 
ちなみに“N-04A”とは、僕が使用している携帯電話の機種名のことです。

写真、そのシリーズについて、「どんな意図で?」とか、「テーマは?」「コンセプトは?」って、「見てわからないのですか?」といつも思うのですが、もちろん、書こうと思えばいくらでも書けるし、言葉による解説は簡単なことです。人は、言葉によって写真を分った気になり、納得して、自己投影したり、反発したり、写真にとって一等大切な、言葉では描けない“ナニカ”について、自身の感受性をフル稼働して、そこから生まれる、自身の内側で見えてくる歓びを、気安く手放してしまうところがあります。
僕は、それぞれの写真シリーズについて“直接的”に語ること、書くことを避けてきましたが、ただタイトルには、ヒント、もしくはサインのようなものを付与してきました。
今回のシリーズ『N-04A -夢のない眠り-』。写真が若返った感じがするのは、たぶん僕の“生活”が、変わったからなんでしょう。・・・これって素敵なことですよね? 写真を撮ること、「生」を継続することは、たえざる挑戦であり、実験なので、ひたすら似たような写真ばかりを撮り続けるコンセプチャル系の作家は、感性的には、非常に愚鈍、生きてはいないんじゃないかなぁ。
僕たちは皆、永遠の旅人、ナイキのキヤッチじゃないけれど、You can do it if you try... だな。


2009/09/05

街の案山子、都会のヨーギたち / guardman's report


8.24.2009

昨日今日と、二日かけて終わらせるはずの現場が、そこの監督さんの配慮か、はたまた機転か、昨日一日で終ってしまい、当然、すさまじい、タフな勤務時間となりましたが、故、今日は目出度くお休みということで、そんじゃあーちょいとこの警備業務というか、そこで働く人々について、この不思議な領域で感じ、考えた事々について書きますか・・・。(久しぶりだな~文章書くの。)

え、それでアップした写真は勤務中の僕なんですが、新しい仕事にも少しずつ慣れ、車や歩行者が途切れた際などに、おもむろにポケットから携帯電話を取り出しサッサッサ~と撮影(じつは最近、携帯電話による撮影に凝ってます!)。まあ、そんな心の余裕もうまれたのでした。

んー、でも、まだ文章を書くのがしんどい。・・・この辺で。

「ガードマンズ・レポート」でした。