2008/10/02

21世紀のワイルド・サイドとは?/ Walk On the Wild Side

昨日に引き続き Lou Reedネタですが、彼の1970年代の曲に「ワイルド・サイドを歩け」という洒落た作品があります。
ワイルド・サイド・・・? あの、歌舞伎町を歩けって事ではないですから。

ロックロック、ポップポップ、ラップラップ・・・って、実際は、ロックミュージックとはすでに1970年代に、すさまじい“高み”まで到達してしまったわけです。

パンク音楽(?)で一斉風靡したピストルズのジョニー・ライドンが、確か1980年後半(定かでない)、「ロックは死んだ」と嘯いていましたが、事の真相は、ロックまたはジャズは1970年代を霊的に駆け抜け、その使命を果たすことなく、つまりロックやフリージャズにそもそも始めから内在していた「あるもの」、その本来の理念を物象化することなく、世界をおごそかに変えることも無く、ただただ深い眠りに就いただけです。

ルー・リードの70年代の名曲「Take A Walk On The Wild Side」


そしてこちらは、したたかに生き延びたオトナなルー・リードの「ワイルド・サイドを歩け」。
さらにこちらは、オペラ歌手のパバロッテイと饗宴した際の「Perfect Day」という曲ですが、やや緊張のルー・リードと、いかにリハが不十分であるかが分ります。
それでこれは必見!各界の一流ミュージシャン、シンガー達が、ルーの「Perfect Day」を歌っています。特に、U2のボノが良かですたい。

ぜし、見ませう。

そして、21世紀のワイルド・サイドを各自、歩きませんか?

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 p.s.アイヌの唄に内在している「あるもの」・・・。
    いつ、その「眠り」から目覚めるのだろう?

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