2010/06/22

床みどり / Toko Midori



床みどり Toko Midori : 唄 Vocal
コーラス chorus : 弓野恵子 Keiko Kiyuno + Toko Emi 床絵美


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床みどりさんの唄声は、以前、僕のソロ楽曲「カリフ kalif」という作品内で慎重に使用させてもらいましたが、今回はみどりさんのウコウク(輪唱)、そしてソロ、本物のウポポを贈らせていただきます。
キクさんとはまた位相の異なる美しい歌声を、響きを・・・。
僕たちが、まだこの大地に在ることを強烈に実感させてくれる、恐ろしいぐらい包容力のある唄声を・・・。


a film by Takeshi Kainuma 海沼武史

 


2010/06/04

『Silent Monochrome』/ EMON PHOTO GALLERY


『Silent Monochrome』 -Living with Photography-

2010.6月2日(水) - 6月30日(水) 休廊日 : 日曜 / 祝日

エモン・フォトギャラリーでは、『Silent Monochrome -Living with Photography-』と題し、生活空間の中に取り入れる写真作品を提案す る試みとして、4名の作家によるモノクローム作品による展示を開 催致します。

自然や人工的な造形物の中に「無限の調和」を見いだし、ミニマル で洗練された美の世界を追求するDavid Fokos

静謐な闇と光が作り出す一瞬のゆらぎの瞬間を捉え、昨年の個展で はインテリアとコラボレートした展示で好評を博した木村尚樹

一見無機質な都会の雑草の中に息づく「光」と「生」を捉え、限り なく白=無の世界へと近づいた海沼武史の『the Bush』

そして日本人であることの精神性を写真を通して探し求める作家、Coju の作品は、見る者を旅へといざない心のうちにさざ波のようなやわらかな波紋を作り出します。

また、この展示は6月2日から4日まで東京ビックサイトで開催される新しいコンセプトのライフスタイルフェア、『Tokyo Life Style Photo』のサテライトとして連動しています。

ギャラリースペースでは今回のフェアで展示している作家の中から上記4名の作家によるサイレントモノクロームの世界を展開します。

皆様のお越しをお待ち申し上げております。


EMON PHOTO GALLERY
106-0047東京都港区南麻布5-11-12Togo Bldg,.B1
Gallery 03/5793/5437 Fax 03/5793/5414

 


2010/06/01

荒野にて / Toko Emi and Kan Horiuchi

photo by Takeshi Kainuma

(余談ー)
先日、床絵美に誘われ、ライブを見た 新宿にて 『タテタカコ × OKI 』 日曜日 終電に間に合うように帰宅 その中央線にて 長い長い帰り路だ 下記の写真は 上記の、21世紀というなんにも無い時代 その荒野にて 新たなルートを 海図なき航海に旅立とうと、いや、旅立っているの? 二人のミュージシャン、堀内幹と床絵美、その付録 です ほんのりイイ感じで酔つぱらった床絵美が チンシもっこう睡眠中の僕をぬすみ写メ 遊び半分でアップ!
が、上記二人のポートレイトは遊びではない。


2010/05/21

CD レヴュー / the review to Toko Emi and Riwkakant


CD『床絵美(Toko Emi)/ ウポポ(UPOPO)』
おすすめ度 ★★★★★ H・I様 2009-09-04

音楽を専門に学んでおり、これまでクラシックからジャズその他の音楽をコンサートやCDでも1000枚以上聴いてきましたが、自費制作CDで、ここまでシンプルな音楽を毎日のように繰り返して聴くようになるとは思いませんでした。心の奥まで響いてくる美しいアイヌの言葉とメロディーを聴いてアイヌ文化が多くの人に正しく認知され、尊敬され、継承されてゆくことを願う次第です。アイヌ文化に直接触れたいと思い、この夏は、ついに北海道阿寒まででかけました。


CD『Riwkakant(床絵美+海沼武史)/ Riwkakant(リウカカント)』
おすすめ度 ★★★★★ H・I様 2009-09-05

アイヌ音楽の本質を守りながら、美しくアレンジができた作品です。アイヌ文化には、この様な芸術的な音楽があり、美術があり(アイヌの紋様またアイヌの民族衣装で正装した女性は気高く美しい)、知里幸恵さんに代表されるような文学があり、そして自然とともに生きるという崇高な哲学がある。また、アイヌの古くからある昔話に書かれている精神牲は”アイヌの聖書”ともいえると思います。倭人系日本人はもっとアイヌ系日本人から学ばなければならないことがあるように感じます。床さんの歌声は阿寒湖の透き通る湖のように美しいと感じました。


『Middles -お客様の声-』より

 


2010/05/07

日川キク子 / Kikuko Hikawa



北海道は釧路市阿寒にお住まいの日川キク子さんについて、以前このブログでも触れましたが、ようやく皆さんの元へ、彼女の歌声をお届けすることができます。
この動画は、2年前に記録され、その映像および音源を1年前に編集、サウンドスケープしたものですが、ある諸事情により、一般に公開することができませんでした。
日川キク子さんご自身にも見てもらうこと叶わず、聴いていただくことすら許されませんでした。
僕は、2年もの間、今回アップさせていただいた、すでに完成していたこの動画を、お蔵入りとし、ただひたすら待ち続けて、待ち続け・・・今、ようやく皆さまの元へ、そっと贈らせていただきます。

昨日、同郷の郷右近富貴子さんを通じ、この動画をおキクさんに見てもらう機会を作っていただき、また、ご子息にもご覧になってもらい、日川ファミリーの快い了承を得、こうして公開する運びとなりました。

この動画について、僕はあえて何も語らないことにします。
一切の先入観なしに、この、日川キク子さんの唄声に耳を澄ませ、その存在を・・・、聴いていただければ、ただただ光栄に存じます。

 


2010/04/26

蜂須賀公之 / Masayuki Hachisuka



2010年4月19日(月)---。
盟友・蜂須賀公之が、突如わが家にやって来て、料理を作りはじめた。
命の料理、その手の平から溢れ、零れだす、数々の品々・・・。

食材は、彼が見惚れた何種類かの野草、そしてキノコ。北海道の友人から戴いたという貴重な鹿の肉、something・・・。
はじめから、僕とカミさんへ本物の料理をご馳走するつもりだったんだろう。

この動画は、その時なぜかシャンシャンと手持ちのPowerShot G10で撮影し、のちに編集したもの。
彼が作り出す料理の味を、その深い、向こう側の味を、感じてもらえるだろうか? 

一番伝えたい事、彼について伝えたい事は、なかなか言葉にはならない。だから、動画を撮ったのだろう。

蜂須賀公之という本等の人間について、無防備に〈ELEGANT=至上のやさしさ〉を体現してしまうこの男について、「本当のナチュラルとは、芸術だよ」と、さりげなく囁く彼の料理について・・・、言葉は、その言葉がさし示す「そのもの」には永遠に成れない。
ただ、僕はこんな人間の傍で、皆さんも立っている此処、この場所で、同じ地平上と時間軸に生きて在ることが、これほどまで有り難く感じられたトキは無い。

 


2010/04/12

「リウカカント」レヴュー / the review to Riwkakant

photo by Takeshi Kainuma


『新・新・新 岩田先生の日記』より

February 14, 2010 [Riwkakantというユニット、いいなあ。]

もう十数年も前に北海道を旅した時、阿寒湖にあるアイヌ・コタンと、平取町二風谷に立ち寄った。阿寒湖は、かの坂田明さんもゲスト参加していた「舞踊団MOSHIRI」の拠点であったし、二風谷は、「アイヌの碑」の萱野茂さんのゆかりの地であり、そのクーキを吸いたかったのだ。当時、喜納昌吉&チャンプルーズの一熱烈支持者であった僕は、喜納さんが起こした「ニライカナイ祭り」への感心もあって、先住民について理解を深めんとしていた時期でもあったのだ。80年代~90年代に、国連が先住民に関して動き出すようになり、今、何らかの変化が起こりつつあるのかどうかを知りたいという思いもあった。(その後、「先住民の権利に関する国際連合宣言」が2007年9月13日に採択されたということだ。2008年には「Tokyoアイヌ」という映画も上映されたらしい。「プロモ」でしか、知らないけれど。)

文学と音楽が自分が生きるための軸にあるので、沖縄やアイヌに関わる音楽は、多少なりとも追いかけている。伝統の掘り起こしだけでなく、新手のOKIさんも好きだ。最近のDUBを取り入れた彼のスタイルも、「ああ、こういうやり方もあるのか」と表現方法に驚くだけでなく、楽曲自体も気に入っている。
しかし、このところ、頭の中に繰り返し鳴っているのが、Riwkakantというユニットの「Gift」という曲(床絵美さんの歌声の魅力を海沼武史さんが引き出しているらしい。)である。アンビエントというか、ミニマム・ミュージックというか、そのコアに伝統を内在させながらも、「新しい世界」を構築している。
正直なところ、モシリは「心静か」だが、いかにも寒いと思った。「酒造りの歌」をはじめ、大好きな詞曲も多いが、「毎日は聞きづらい」と感じた。OKIさんは、北と南のリズムの融合を試み、新しい地平を開いていて、その「胎動」に賛同するが、大きなうねりが持ち上がる前の「過渡期」であるように感じる。
して、Riwkakantというユニット。何ら「無理」を感じない。毎日聞ける。「聞くもよし。聞かぬもよし。」のアンビエントとして、しっかりと成立しているように思う。新しい可能性を感じる。

「音楽を寄せ付けない鬱状態の自分」が言うのだから、確かなことだと思う。
一音楽好きとして、しばらくは、目が(耳が)離せないな、と感じた次第。