2008/07/07

Riwkakant リウカカント / Key of Life

1985年、英米のロック・ソウル・ジャズ等のスター約50名による「アパルトヘイトに反対するアーティストたち」の『サン・シティ』(Sun City)というシングルが発売された。参加者はスティーヴ・ヴァン・ザント(提唱者、Eストリートバンドメンバー)、マイルス・デイヴィス、ブルース・スプリングスティーン、ピーター・ギャレット、ボノ、ルー・リード等。この企画に参加したアーティスト達は「I Ain't Gonna Play SUN CITY(サンシティなんかで演奏するもんか!)」と声高に唄った。
1985年、アメリカで発売された歌『ウィ・アー・ザ・ワールド』(We Are The World)は、著名なアーティストがUSAフォー・アフリカとして集結して完成させた。イギリスで活躍するミュージシャン、ボブ・ゲルドフが提唱したバンド・エイドの成功に触発されてアフリカの貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングで、作曲作詞はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー。


この「Key of Lifeという曲は、上記の2種の欧米歌に対する挑戦状(?)、いえいえ、ささやかなひとつのレスなのです。

Toko Emi : vocal,chorus and vocal arrange
Takeshi Kainuma : music
(guest vocal and chorus : neighborhood)


*試聴されたい方はこちら・hereより。

2008/07/01

Takeshi Kainuma / kalif


~the pianoscape across the historical code~

 唄 vocal: 床みどり Toko Midori
 音 music : 海沼武史 Takeshi Kainuma

動画について / film? movie? picture? explanation?

基本的に、音楽にとって「画」は必要ではない、その目を瞑って聴いていただくか、積極的にはなにも見ずに聴きいてもらうのが一番であると、ぼくは思っています。

年恰好も性別もそれぞれ違う、ちがう音色をはなつリスナー方の、自由なイメージの誘発を、ある停止画像、「写真」によって、またはその重ね着、動く映像、「動画」によって、限定したり、邪魔してはいけない、と。
音楽それ自体が、イメージの喚起力をその音の粒粒の内側に秘めているのだから、さらにはイメージの遊戯を禁じる音群を構成することも可能なんだから・・・。

写真にとって、キャプションやBGMが不要であるように、音楽にとって、原理的に映像は無用、ぼくは元来そう考えていた者です。が、最近、「音楽のための動画」をアップし続けています。これは自らの信念の裏切りではないのか? しかしこれについて、2、3、理由があるのです。

動画編集をやや真面目にはじめて15日間。
ぼくは「コンサート」という人前生演奏をやりませんから、これもすべて音楽をすこしでも多くの方々に聴いていただきたいため。。。
「時代感性(ムード)」に合わせたところで、その楽曲の価値が低下するはずもなし。

ところで、ぼくが動画編集のために使っていたソフトは無料お試しダウンロード15日間有効の「Corel VideoStudio 12」というもので、本日をもってこのソフトも使えなくなります。「じゃあ、買えよ!」って話ですが、どうしましょう?


迷うところなのだ。