道すがら
日は そこに在った。
だれかを なにか見るでもなく
そこに 在った。
道すがら
ひとは 立ち止まる。
直視できない
ずっと見ていたら 眼が潰れる
それが こころのくすみを
しこうのいたずらを 洗い清めるまで
ひとは そいつを浴びて
他愛も無いこと かんがえていたわけじゃない。
いま ここで その場所まで・・・
通り道では、
いつも なにかが起こる。
顔をあげな、内側でさわぎまわるコトバに
耳を傾けていても 埒が明かない
この目の前に
その目の前に
もし ヒカリ <それ>が見えるなら
くずれかかった闇の向こうへ
刹那 瞬間を切り・・・・・・
一眼レフ
高画素数カメラを かまえる
余裕などぼくには無いのさ
道すがら、
だから尻ポケットから
携帯電話を取り出した。
Radiohead - Fake Plastic Trees
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