2008/10/01

ルー・リードに花を ・・・。/ Lou Reed's Berlin


昨夜、ちょろっとネットサーフィンしていたら、思わぬ人がある「映画」に出演していることを知り、懐かしさのあまり、すこし書きます。
その人とは、ロックミュージシャンのルー・リード(Lou Reed)

2007年度のカンヌ映画祭で監督賞をとった「潜水服は蝶の夢を見る」の監督(元画家)ジュリアン・シュナーベルの新作「Lou Reed's Berlin 」というドキュメンタリー映画に堂々出演していたのです。

監督であるジュリアン・シュナーベルについては、彼が監督業にシフトする前の職業、まあるい白地のお皿の破片をどでかいキャンバスにべたべたくっつけた作品、当時はジャン=ミシェル・バスキアと共にソーホーのギャラリー街を絵描きのふりして大見得切っていた頃の印象しか無く、またそれゆえ、彼が絵描きから映画監督に転業した事実も、「身からさびが出る前の保身術」ていど、まったく興味がもてず、「相変わらずいいかげんなヤローだな」と、まだ1本も彼の映画を見ていないというのが実情でありますが、が、彼が、あ、、あの、ルー・リードを・・・おもろー。

ルー・リードの音楽に心酔していたのはもう随分遠い話、高校生の頃だから今から26、いや28,9年前の事となります。当時の僕のヒーローはドアーズのジム・モリソンであり、ルー・リードであり、ジミ・ヘンドリックス・・・。
そして今にしてふと想うーーー。かれらに共通していたことは何だったのだろうか?と。
それはたぶん、ただひとつーーー。
皆、なにかを、狂おしいまで、信じていたという事です。

僕はすでにかれらの音楽を必要としていませんが、年若い頃に、かれらの音楽と出会えたことは、もう「決定的」だったような気が今さらながらにするのです。

p.s.ルー・リードの超イキでニューヨークなweb、興味のある方はこちらまで。


photo by Takeshi Kainuma

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